コロナ休校中、一部の小学校で家庭用教材として使用された、
学習ソフト「ランドセル」(がくげい)シリーズ。
気になるけど、どんなソフトかな?
うちの子に向いてるかな?
この学習ソフトを実際に使っている子どもたちを見てきた私が、そんな疑問にお答えします。
結論からいうと、「ランドセル」は楽しくしっかり学べる工夫がいっぱいの超優秀ソフト。
とくに、おうちでもしっかり基礎固めを行いたい、PCやタブレットを触るのが好きなお子さんにはぴったりです。
これだけで上位の成績がねらえるものではありませんが、自分ではなかなか自宅学習が進まないという子を強力にサポートすることで、おうちでの学習習慣を身につけることができます。
いわば、まるでゲームをするように全教科の基礎がためができちゃう夢の商品。
DL版ならお手頃価格ですぐ始められるので、気になったら無料体験版からぜひ一度お試しください。
ロングセラー学習ソフト「ランドセル」(がくげい)とは?
「ランドセル」の企画・販売をおこなっている(株)がくげいは、Yahoo!の子ども向けサイト「Yahoo!きっず」のゲーム製作も手がけているので、なじみのある子も多いのではないでしょうか。
幼児から小中学生・社会人向けまで、学習ソフトのラインナップはじつに多彩。
いずれも楽しく学べるソフトとして注目をあつめ、「BCN AWARD」教育・学習ソフト部門にて最優秀賞を7年連続で受賞するほど、販売数を伸ばしています。
なかでも、小学生を対象とした「ランドセル」は2003年に発売開始されてから、その使いやすさと楽しさで人気を博し、2005年版からは毎年最新版がリリースされています。
今年はさらに、コロナによる一斉休校により自宅学習教材としても需要が急上昇。
休校中は、(株)がくげいが学習支援サイトを無料で提供するサービスも行うなど(現在は終了しています)、勉強をがんばる子どもたちの強い味方となっています。
ここがスゴイ!「ランドセル」の特徴
学習ソフト「ランドセル」の特徴は次のとおり。
- ゲーム感覚で楽しく学べる
- 教科のサポート範囲が広い
- 自宅ですぐできる手軽さ
順に、くわしくご紹介していきます。
ゲーム感覚で楽しく学べる工夫がいっぱい
なんといっても最大の特徴は「楽しい」こと。
「これが勉強?」と疑うほど、画面はまるで楽しいゲームの世界です。
ポップな音楽、カラフルでかわいいキャラクター。
そのキャラたちが、アニメ声優のような耳に残る声でていねいに解説してくれ、ときに元気づけたり励ましてくれたりもします。
それでいて、ついダラダラと流し見をしてしまわないように、進行は子どもが主体。
自分の理解に合わせて次に進むので、ゆっくりでもスピーディにでも自由自在に進めていくことができます。
もちろん、不安な単元は何度もくりかえし学習可能。
好きなところから、好きなだけ進めることができます。
逆に、まだやっていない単元や不正解のままの問題などは、積極的にやりたくなるような工夫がなされています。自分の進行度が一目瞭然で、クリアするたびに達成感が得られる演出で応援してくれます。
映像や写真つきで理解しやすいのも、教科書にないソフトならではの強み。
ついつい、先の単元に進みたくなる楽しい仕掛けが満載です。
教科のサポート範囲が広い!安心の基礎がため
基本の「国語」・「算数」・「理科」・「社会」(小1~2は理社の代わりに「生活」)だけではなく、全学年に「プログラミング」・「英語」・「体育」まで収録。
自分にあった教科書に対応
主要な教科書にも対応しており、あなたの学校の教科書に合わせた学習が可能です。
算 数 東京書籍 / 学校図書 / 教育出版 / 大日本図書 / 啓林館 /日本文教出版
国 語 東京書籍 / 学校図書 / 教育出版 / 光村図書
理 科 東京書籍 / 学校図書 / 教育出版 / 大日本図書 / 啓林館 / 信州教育出版社
英 語 東京書籍 / 啓林館 / 学校図書 / 教育出版 / 三省堂 / 光村図書 / 開隆堂
全学年「プログラミング」収録
なかでも注目は、新指導要領で必修となった「プログラミング」。
どんなふうに学習したらよいか悩むプログラミングも、親しみやすいグラフィックをつかって学年に合わせた難易度で学ぶことができます。
全学年ネイティブ発音つき「英語」収録
また、悩ましい「英語」教育も、小1から英語に親しみしっかりと土台作りができます。
ネイティブの正しい発音で学べるのも高ポイントですね。
全学年ムービーつき「体育」収録
「体育」は、映像や写真を使った解説で、各運動のコツやポイントが視覚的にもわかりやすくなっています。
他教科の学習でちょっと疲れたとき、離脱防止のブレイクタイムにもなりますね。
「プリント教材」で書く学習もサポート
さらに注目なのは、「プリント教材」を印刷できる機能があること。
PCやタブレット学習での落とし穴でもある、「書けない」問題をクリアするには、実際に書いて学習することも重要です。
もちろん、苦手な単元などは、同じプリントを何度も出力して繰り返し学習することができます。
「ランドセル」のソフト一つで、これだけ広くサポートしてくれるので、親も子どもも安心ですね。
自宅で気軽!自主学習を協力サポート
勉強は、最初にとりかかるまでが一番の難関です。
学習ソフトなら、重い教材を準備して塾に行く手間もいらず、パソコンやタブレット一つですぐに学習開始。
自宅で簡単にできるのも、今の時代うれしいポイントです。
面倒な入塾の手続きだって不要。
オンラインでダウンロードすれば、自宅で今すぐにでもスタートすることができます。
手軽にとりかかれるので、無駄な時間とサヨナラできますね。
ここに注意!「ランドセル」の落とし穴
いいこと尽くしに見える学習ソフト「ランドセル」ですが、
注意すべき点もいくつかあります。
強制厳禁!自主的にすすめてこそ効果UP
いくら優秀なソフトだって、無理やりやらされるとなれば、やる気は半減しちゃいますよね。
強制されるとテンションが下がるは、大人も子どもも同じです。
この学習ソフトに限ったことではありませんが、最大の弱点は「やる気がなければ効果なし」ということ。
自主的にすすめられる工夫がされているとはいえ、やる気がない状態でただマウスをクリックしても実になりませんよね。
学校の先生や親とちがって、パソコンには子どもの様子をチェックすることまではできません。
やる気をなくした状態では、せっかくのソフトも台無しになってしまいます。
もしも、最初からやる気のない状態なら、ぜひ大人や兄弟いっしょに遊ぶつもりでソフトを起動してみましょう。
身近な人が楽しそうにしているのを見れば、自然に興味を持ってくれるはずですよ。
くれぐれも、大人からの「ちゃんとやりなさい」「ソフトを無駄にするな」といった一言はやめましょう。
自分の手で書くプリント学習をプラスしよう
PCやタブレット学習だけに頼ると、理解したつもりでも実際のテストで「書けない」という問題が起こりえます。
知識の定着のためにも、実際に書いた学習もとりいれましょう。
「ランドセル」には、プリント教材も収録されており、印刷して繰り返し書く学習をすることができます。
一枚ずつ出力できるので、好きなところを何度も練習しましょう。
DL版はデータの誤削除・シリアルナンバー紛失に注意!
かつては、CD-ROMのパッケージ版もありましたが、最新版「ランドセル」の購入はダウンロード版がメインになっています。
ダウンロード版のライセンスは原則パソコン1台につき1つずつ必要です。
誤って削除してしまうといったトラブルのないよう、注意しましょう。
ただ、万一の場合はサポートも充実しているので、ご安心を。
シリアルナンバーの紛失などにも対応しています。
ただ、オンラインストア以外からの購入では、サポート対応できない場合もあります。
ダウンロードする場合は、必ず正規ストアから行うようにしましょう。
ソフトのダウンロード方法
優秀なソフトとはいっても、実際に学習できるかどうか、自分に合ってるかどうか不安ですよね。
購入する前には、無料体験版を試してみることをおすすめします。
公式サイトには、各学年それぞれ1単元ずつくらいを、サイト上で無料で体験できます。
また、お手持ちのパソコンやタブレットで使えるかどうか、動作環境の確認もお忘れなく。
ご不明な点は、サポートに問い合わせれば、ていねいに対応してくれますよ。
有料版をダウンロードする場合は、充実したサポートを受けるためにも、公式オンラインストアから購入するようにしてくださいね。
まとめ
うちの子どもたちも、最初に幼児用ソフト「ちびっこくらぶ」にハマって以来、ずっとがくげいの学習ソフトで楽しく学習しています。
(「ちびっこくらぶ」をプレゼントしてくれた親戚のおばさん、ありがとう!)
小1~小6「ランドセル」、さらには中学生用の中1~中3「デジタルスタディ」、「漢検合格力」など、気づけばパソコンの中は学習ソフトだらけw
これらを一度に購入すると、さすがにかなりの出費にはなりますが、気になるものから一つずつ買い足していけるので、安心で手軽。しかも、兄弟がいれば、みんなで使えてお得です。
そしてこの学習ソフトのいいところは、インストールさえしてしまえば、あとは勝手に自分たちで立ち上げて完結してくれること。だから、親はとてもラクなんですw
これで基礎固めと知識の確認ができるので、テスト前にサッと見るだけでもかなり効果があると本人たちも口をそろえています。
無料ソフトにはない使いやすさと見やすさ、安心の単元サポート力。
家庭でできる基礎学習をお考えなら、塾を検討する前にぜひ一度おためしください。
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