「算数ブロック」といえば、小学校で使うサイコロ型のものが思い浮かびますよね。
でも、遊びのバリエーションも少なく、すぐに飽きてホコリをかぶっちゃったりしていませんか?
どんな素晴らしい知育グッズも、子どもが使ってくれないと意味がありません。
今回は、子どもが自分から手を伸ばして遊びたくなる知育玩具「newmero(ニューメロ)」をご紹介します。
3歳ごろ~9歳くらいまでのお子さん向けのブロックですが、アイデア次第で遊び方は無限大。
楽しく遊ぶだけで数字が学べるヒミツは、何と言っても「思わず触って遊びたくなる仕掛け」の数々。
知れば知るほど、奥深い知育オモチャです。
実際、わが家の子どもたちも、親の介入いらずでブロックいじりにドハマり中。
それでは、知育玩具「newmero(ニューメロ)」の子どもがハマる9つの秘密=特徴について解説していきましょう。
デンマーク発「newmero bricks」は脳を刺激する知育玩具
デンマーク発の知育玩具、日本上陸
まだ日本では目新らしい算数ブロック、「newmero(ニューメロ)」。
デンマーク生まれの知育玩具です。
見た目はかわいいカラーのシンプルな数字のブロック。
でも、さまざまなカタチの不思議なデコボコがあって、ついつい触りたくなります。
並べたり重ねたり、小さい子でも楽しめる仕掛けがいっぱい。
公式サイトには、「19種類の遊びができる」とありますが、
創造力と工夫次第で、トランプのように自由な楽しみ方もできちゃいます。
2019年には、世界の優れた教育事業を表彰する「GESS教育アワード」を受賞しました。
どんな効果が期待できる?
端的に効果を言うと、3歳ごろの文字の読めない小さなお子さんでも、自然と遊ぶうちに十進法の感覚が身に着きます。
アラビア数字に親しみながら、数の順番、大小、構成、くり上がり(くり下がり)など、算数の基礎的感覚を遊びながら学ぶことができます。
ブロックとして、並べる・重ねる・立てる・倒すなど、想像力を育てながら指先を使うことで、脳の発達にも好影響。
チャレンジ精神と達成感を刺激することで、豊かなマインドもはぐくめます。
一人で遊ぶのはもちろん、家族とでも、学校のクラス単位でも、いろんなシーンで楽しめ、効果は無限に広がります。
こんな人におすすめ
対象年齢は3歳~9歳ごろのお子さん向けとなっているので、小さいお子さんへのプレゼントにピッタリ。
でも、遊び方次第でエイジレスにも楽しめます。
指先の刺激により脳も活性化されるので、おじいちゃん・おばあちゃんといったご高齢の方と遊ぶのにもおススメです。
「子ども向け」なのに、ハイレベルな学習にも対応
正直、「子ども向け」だと思って侮っていました(反省)。
このブロックは、知れば知るほどなかなか奥深い可能性を秘めています。
まず、「newmero(ニューメロ)」の最大の特徴は、「子どもが興味をもって、つい触ってみたくなる仕掛けがいっぱいある!」ということ。
だから、子どもが自分から触って調べて考えて、まるでパズルを組み立てるかのように思考を巡らせて遊びます。
そして、驚いたのはその遊びのバリエーションと効果の高さ。
基本はシンプルな数字のブロックなので、トランプのように無限に遊びの可能性が広がります。
とくにスゴイのは、その学習レベルの幅広さ。
小さい子向けに数のキホンが学べるだけかと思いきや、「掛け算」・「割り算」、遊びながら「暗算」能力まで身についてしまう、かなり高いレベルの数学的学習効果が期待できます。
少し大きい子だったら、遊び方を説明したりする老婆心は不要かも。
子どもが好きなように興味のおもむくまま、自由にやらせてあげることが長く遊んでくれる秘訣です。
わが家の子どもたち(小学生)の反応は?
実は、わが家の子どもたちは10歳、12歳、15歳で、「newmero(ニューメロ)」の対象年齢(3歳~9歳)外。
初めて手にとった時点で、すでに十進法のキホンは学び終えている(はず…)ので、興味を持ってくれるか不安でした。
でもそこは好奇心旺盛な子どもたち。
おしゃれなパッケージに「なになに?」と興味津々。
自分たちで率先して開封し、一つ一つ検品(!?)合戦スタート。
「なるほど、デコボコの形は桁によって違うんだね」
「合体したら、でっかい数もつくれる!」
…と、説明書を読まずとも、各々勝手に遊び始めました(笑)。
ちなみに、手初めに夢中になっていたのは、定番のドミノ倒し。
(数学関係ないんですが…いや、意外と関係してる?)
そのときの動画をどうぞ(12秒、音声あり)。
遊び方のバリエーションは、公式サイトにある基本のものだけでも19種類以上。
実際は、アレンジと工夫次第で無限の使い方ができます。
特徴1 アラビア数字を指でなぞれる「数字のミゾ」
小さい子どもは、指で文字をなぞるのが大好き。
見てマネするのがむずかしい小さいお子さんでも、数字のカタチをガイドするミゾがあるので、指先の感触を楽しみながらアラビア数字を覚えることができます。
手書きに近いフォントなので、「8」や「9」といった数字の書き順(どこからスタートするか)もわかりやすくなっています。
「この数字なぁんだ?」っていうクイズも、目を閉じて手の感触だけをたよりに当てるのも面白いですね。
指先の感覚と頭の中で想像する力も研ぎ澄まされて、ひと味違う楽しみ方ができますよ。
特徴2 数の概念がわかる「上部のデコ(凸)」
ブロックの上部には、カタチや数の異なる突起(デコ=凸)が盛り上がっています。
(*説明書には「突起」と書かれていますが、わが家での呼び方で紹介させていただきます)
桁(けた)によってカタチが異なり、
「一」の位は「丸」、
「十」の位は「三角」、
「百」の位は「六角形」、
「千」の位は「正方形」。
さらに、「一」なら一つ、「二」なら二つ・・・と有効数の数だけデコが並んでいるので、数字が読めないお子さんでも数の違いがわかるようになっています。
他にも、デコを並べたり比べたりすることで、いろんな数字の概念を自然に学ぶことができます。
特徴3 十進法の基本が身につく「左右のギザギザ」
ブロックの左右には、「10のおともだち」という名のギザギザがあります。
2つの数を足して10になる組み合わせのときだけ、左右のギザギザの形がピッタリと合うんです。
なんだか、最後のパズルピースが埋まるような気持ちよさに、思わず何度も合わせたくなります。
十進法を学ぶうえで、とても重要な「足して10になる」2つの数の組み合わせ。
くり上がり、くり下がりの計算においても、10になるペアを覚えておくことは必須ですよね。
「ニューメロ」なら、パズルのように遊びながら見つけることができ、自然に「10のおともだち」が覚えられそうですね。
特徴4 数の合成がわかる「重ねるデコボコ」
ブロックの裏表にある円形のデコボコ(凹凸)で、キレイに重ねることができます。
そのとき円形の軸ができるので、扇のように広げたり、時計の針のような遊び方も簡単。
異なる桁(けた)のブロックを重ねると、写真(例:「3597」)のように大きな数字のできあがり。
バラバラにすると、大きな数が各桁の数字の和で構成されていることが瞬時に理解できます。
(例:「3597」は、「3000」+「500」+「90」+「7」の和で出来ていることがわかる)
特徴5 数の桁(けた)を区別「かわいいカラー分け」
区別しやすくやさしいカラーの配色で、数字の理解も楽しさもグーンとアップ。
桁(けた)によってカラーが異なり、
「一」の位は「黄色」、
「十」の位は「緑」、
「百」の位は「青」、
「千」の位は「オレンジ色」。
だから、数字がわからなくても違いが一目瞭然。
色の勉強にも一役買いそうですね。
特徴6 遊ぶのが楽しくなる「やさしい音」
まるでKAPLA(カプラブロック)のような、耳に心地よい高音も楽しさを盛り上げます。
ドミノだおし動画でもわかるように、ブロック同士が触れ合うときに、カラカラと可愛い音を立てます。
ジェンガのように縦に高~く積み重ねていくと・・・
倒れるときちょっとした迫力音になって、子どもは大はしゃぎ。
(しかも、足の上に落ちてもほとんど痛くない)
かといって、木製ブロックが強くぶつかるような「カーン」という強い音ではなく、比較的ソフトでうるさくなりすぎないところも隠れた評価ポイントです。
特徴7 小さな手でもOK 「適度な厚み・大きさ・すべり止め」
紙製などの薄いシートと違い、適度な厚みも重要なポイントです。
厚みのおかげで、小さな手でも簡単につまみ上げられ、
「机に貼りついて取れない!」なんてイライラとは無縁。
ブロックのサイズ感も、小さすぎず大きすぎず、手にちょうどなじみます。
(サイズ的に大丈夫だとは思いますが、赤ちゃんの誤飲事故にはくれぐれもご注意)
また、写真では分かりにくいのですが、表面は非常に細かいザラザラ加工(エンボス)が施されています。
だから、平面に吸い付いて取れなくなったり、逆に滑りすぎてしまうことも無し。
指紋でベタベタになることもなく、「ザ・ベスト・オブ・感触」といった細部へのこだわりを感じます。
特徴8 ママも安心「軽くて頑丈、清潔で安全」
見た目よりもかなり軽い素材で、うっかり足の上に落としてしまっても全然痛くないほどです。
(だからって、人に向かって投げてはダメですよ!)
大人の私が曲げようと両腕に力をこめても、ビクともしないくらい頑丈。
(力自慢の良い子はマネをしないでね)
カラーは、粗悪品にありがちな「ハゲちゃう塗料」ではないので、舐めても大丈夫。
(とはいえ、保証されたものではありませんし、不衛生なので舐めないでね)
紙製とちがって水濡れも平気なので、お風呂でも遊べちゃう。
指紋が付きにくいエンボス加工で、光沢が抑えられているのもいい感じです。
水でサッと汚れが落ちるので、汗や油のついた手でうっかり汚してしまっても、いつでも清潔に保つことができます。
ウイルスが心配な人も安心ですね。
このように、やんちゃなお子さんがいっぱい遊んでも、長く安全に使える「安心クオリティ」と言えそうです。
特徴9 お片付けも楽しく「学べるハイセンス収納袋」
付属で付いている「きんちゃく型の収納袋」は、よくあるオマケ的なものとは一線を画します。
主な長所は次のとおり。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、算数ブロック「newmero bricks(ニューメロ)」の長所と子どもがハマる理由についてご紹介しました。
どんな教材も、楽しんで使ってもらえて初めて効果を実感できます。
「newmero bricks(ニューメロ)」は、つい大人も触ってみたくなる数々の仕掛けと、数字を学べる工夫がたくさんあって、対象年齢を超えても想像力次第で長く幅広く楽しむことができますね。
ご興味のある方は、こちらからご購入可能です。
次回は、さらに具体的な遊び方と、わが家流のアレンジ遊びもご紹介します。
どうぞお見逃しなく。
コメント