せっかく遊ぶなら、賢くなるカードゲームってないかな?
そんなあなたに、数多くの「知育カードゲーム」を試してきた私が、各ブレーンから推薦されて実際に良かったもの3つを、厳選してご紹介します!
カードゲームのメリット・デメリット
最近では、無料でできるネットゲームもたくさんありますが、昔ながらのカードゲームも人気がおとろえるどころか、ますます進化をとげています。
そんなカードゲームのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
- 手軽にできる(電気がいらない、比較的安価)
- 家族や友達といっしょに楽しめる
- コミュニケーション力がつく
カードゲームは、手軽で大人から子どもまで家族や友達といっしょに楽しめるのが、最大の利点。
ネットゲームと違い、相手の顔色やしぐさ、息遣いまでをヒントに白熱した戦いを楽しめ、感覚を研ぎすませ、集中力や思考力を養うことができます。
デメリット
- ひとりでは楽しみにくい(相手が必要)
- たくさん所有する場合、場所をとる
- きちんと片づけることが必要(「1枚無くした」はよくある話)
お友達とのかかわりやカードの管理も、大事な教育のひとつと言えそうですね。
知育系カードゲームの種類
一口に知育系カードゲームといっても、大きく2つ(とハイブリッド型)に分けられます。
1.知識系カードゲーム
代表的なものに、各種「かるた」、テーマ型「トランプ」があります。
「かるた」類
「漢字カルタ」・「ことわざカルタ」・「都道府県カルタ」・「世界遺産カルタ」など、さまざまな種類が市販されています。
単に本を眺めるのと違い、集中して繰り返し遊ぶことで、読み手も聞き手(取り手)も自然と教養が深まります。
テーマ型「トランプ」類
一枚一枚に、イラストや文字情報が書かれているカードでありながら、トランプとしても使える万能カード。
「星座トランプ」・「偉人トランプ」・「名所トランプ」など、好きなテーマを選べば眺めるだけでもワクワクします。
写真だけで名称を当てるといった、単語帳のような使い方をすれば、記憶も増強。
好きなカードは、クリアファイルに入れてミニ図鑑のような使い方もできます。
100円ショップでも手に入るほどお手軽。
安くて万能なので、出先の土産に困ったときもつい買ってしまいがち(反省)。
2.思考系カードゲーム
知識をつけるのではなく、頭をつかって考えるカードゲームです。
シンプルなトランプの思考・心理戦ゲーム(運要素の強いゲームは除く)がまさに代表例。
難易度も内容もバラエティに富んでいるので、年齢や好みに合わせて選んでください。
3.ハイブリッド系カードゲーム
頭もつかいながら、知識もつく「ハイブリッド型」カードゲームも数多くあります。
おすすめカードゲーム1「ワードバスケット」(思考系)
高校生クイズ優勝経験もある東大卒クイズ王T氏から、「頭がよくなるよ」とプレゼントしていただいたカードゲーム。
ルールは超シンプル。
場にあるカード(の文字)から始まり、手持ちのカード(の文字)で終わる言葉(3文字以上)を考えるゲームです。
「しりとり」と同じようにどんどん言葉をつなげていき、最初に手持ちのカードを出し切った人の勝利。
いかに早く思いつくかのスピード勝負で、それはさながら「早押しクイズ」。
ボキャブラリーだけでなく、発想力と集中力が必要なので、大人も子どもも互角に盛り上がれます。
【プレイ人数】2~8人
【プレイ時間】10分
【対象年齢】10才~(文字が読めて話せるなら、何歳でも大丈夫)
おすすめカードゲーム2「犯人は踊る」(思考系)
YouTuberとしても活動している個性派若手塾長さんよりおススメいただき、その場で子どもたちもハマったので購入したカードゲーム。
1枚しかない犯人カードを持っているのが誰なのか?
さまざまな思惑や駆け引きをめぐらせながら、秘密裏に移動していく犯人カードの所在を推理して、最後の持ち主を当てるカードゲーム。
サスペンスドラマのように常にドキドキしながら思考力をこらし、相手の顔色もヒントに推理していくのが醍醐味。
イラストもユニークで、面白い。
【プレイ人数】3~8人
【プレイ時間】10~20分
【対象年齢】8才~大人
おすすめカードゲーム3「えれめんトランプ」(思考・知識ハイブリッド型)
京都大学博物館のフリーコーナーで、ゲームの監修者でもあるS教授と出会い、いっしょに遊んだことからハマったカードゲーム。
(博物館の売店で即買い、サインもいただきました)
記載されている2つのゲーム(「えれめんと」「えれめんじゃん」)のほか、トランプのようにさまざまな遊び方ができ、年齢や好みに合わせて楽しめます。
遊んでいるうちに、元素・周期・素粒子や関連用語に親しむことができ、自然と知識が増えていきます。
カードの美しいエレメント画像は見ているだけでも楽しく、科学への夢がふくらみます。
【プレイ人数】2~10人
【対象年齢】12才~
まとめ
・知育系カードゲームは、手軽でみんなと楽みながら学べるというメリットがある。
・知育系カードゲームは、「知識系」「思考系」「ハイブリッド型」に分類され、それぞれ種類も豊富。
・おすすめカードゲーム1「ワードバスケット」(思考系)
・おすすめカードゲーム2「犯人は踊る」(思考系)
・おすすめカードゲーム3「えれめんトランプ」(ハイブリッド型)
今回は、「思考系」のカードゲームを中心に、ブレーンたちに薦められて実際に良かったもの3つをご紹介しました。
どれも、年齢の異なる兄弟が対等に楽しめるゲームであり、何度やっても飽きずに楽しんでいるものです。
最近は、面白くて便利なネットゲームも増えていますが、まだまだリアルなカードの感触を味わえるカードゲームの魅力は色あせませんね。
お出かけできない週末、カードを囲んで、家族が笑顔になる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
コメント